今回は、保護者の皆様に関心高き「子育て」についての、興味深くも考えさせられるTV番組からのご紹介です。

さて皆様はどうお考えですか?

 

「タイトル」ザ、インタビュー 人間を知り尽くす75歳「裸の履歴書」

(解剖学者)養老孟司×(タレント)小島慶子 対談(2013.10.20放送)よりの抜粋です。

 

「子供は母親の一部」

イギリスでは子供を寄宿学校に入れる。自分の一部と言う感覚を捨てさせて言わば他人にする。それが必要だと解った、と言う事だろう。

 

今は全く逆になっている。強いお母さんが数少ない子供を一生懸命育てるから、やっぱり自然に母親の一部になっちゃうんじゃないか。

 

でも一概にそれが悪いとは言えない。だから子供が偉くなるもならないも母親次第と言う面も逆にある。いわゆる「孟母三遷」(教育熱心な母親のたとえ)になる。孟母三遷で上手く行く場合もある。

 

「親子の距離感“言わない子育て”」

(あーしろ、こーしろ)言わない。好きな様にしてればいい。言葉で通じると言う事(伝えられる事)には限界があるから。(言葉で言う事は)後付けだ。良いとか悪いとか言うけれどそんな事わからない。

 

怒らない。その分褒めない。子供の事は気になる。(難しいが)気になるのを我慢する。心配はする。(心配だが)自分で辛抱するしかない。

 

人はいろいろあっていい。親もいろいろあっていい。 でもどうすれば一番いい親になれるか知りたくなるじゃないですか・・・・?)それは教育の欠点で、いい親があると言う錯覚がある。 (いい親は無いのか?)無いと思う。いい、悪いは人が勝手に言う。だって、今の社会に合わないと言っても、別の社会では合うかも!!