基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回は その48.ハエは足のうらで味を感じる  です。

昆虫には決まった植物しか食べないものが多く、その植物である事さえ確認できれば、味はあまり関係ありません。ところが、なんでも食べるハエは、意外とグルメ。好きな食べ物を選ぶために味覚が発達している様です。

 ハエは口でも味を感じますが、味見をするのはなんと前足。前足の先に味を感じる毛が生えていて、触れるだけで味がわかりますハエがとまっている時しきりに足をすり合わせているのは、そんな大事な足裏のお掃除だそうです。

 超能力の様でうらやましい気もしますが、ハエが好むのは、おもに動物のくさった肉や排泄物。うんこを踏んだら味も伝わって来るなんて! 気持ち悪う~!!!