今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その112.ゴリラのあいさつはゲップ です。

ゴリラは、息を細かく調整できず、発音のバリエーションが少ないため、言葉はしゃべれません。

そこで、自分の気持ちをゲップなどの音で表現するようになりました。研究によると、その音は10種類以上ある事がわかっています。

たとえば、あいさつの「ゲェー」というゲップ音をはじめ、遊びたい時は「ゴボゴボ」というあぶくのような音、警戒しているときはコホコホ」と小さくせきをするような音を出すそうです。

なんと、人間がマネをしてもちゃんと通じるらしいので、風邪気味のときはゴリラに近づかないようお気をつけください