今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その135.ユノハナガニは温泉好きだが熱いのは苦手 です。
ユノハナガニは、300℃以上の熱水がふきだす海底火山の近くに暮らしています。
そう聞くと、さぞ熱に強い体を持っているのだろうと思いますが、実際はあたたかいお湯につかると死にます。
深海の水は約2℃と氷のように冷たいので、噴き出した熱水はすぐに冷やされます。かれらは10~20℃の少しだけあたたかい絶妙な距離をうろうろしているのです。
ゆでガニになるリスクを抱えても、ここから離れられないのは、海底火山の近くにいるチューブワームを食べるため。
きっと食事のたびに寿命が縮むおもいでしょう。




