今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その143 プテラノドンの翼はやぶれやすい です。

約8000万年前にいたプテラノドンは、翼竜という空飛ぶ巨大な爬虫類です。大きな翼を広げて、海の上をゆうゆうと飛び、魚をつかまえてくらしていました。

体はとても軽く、中型犬くらいの重さしかなかったようです。この体を浮かすための大きな翼は、コウモリの翼のような薄い皮膜で出来ていて、骨のしきりもありません。そのため少しでも穴が開くと、そこから一気に翼がさけてしまったと考えられています。

まるで鳥人間コンテストの初出場機体なみのもろさですが、それでも恐竜の栄えた中生代の空をわがもの顔で飛び回っていたのです。