今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その 147 オウサマペンギンは親よりヒナのほうが大きい です。
オウサマペンギンは、南極周辺の寒い島々で卵を産みます。卵がかえる夏は、魚をとりやすく、親はたくさんの食べ物をヒナに与えます。そのため、ヒナはブクブクと太り、夏が終わるころには親よりも体が大きく見えます。
ところが、冬になって海がこおると、魚をとるのが難しくなるので、親はほとんど食べ物を与えてくれません。そのため、今度はどんどんやせていき、半数は死んでしまいます。
ヒナにとって、きびしい冬を乗り切るためには、夏の間にどれだけ食べまくって蓄えておけるかが勝負になるのです。




