今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回はその148  メンダコはタコなのに足が短く、スミもはけない です。

タコと言えば、8本の長い足と口から吐く黒いスミが印象的ですが、メンダコは、どちらの武器も退化してしまいました。

深海で暮らすかれらは、海底の泥の中にいる小さなヨコエビなどを食べています。そのため、長い足で獲物をしめあげる必要はありません。さらに、深海はもともと真っ暗なので、目くらましのためにスミを吐いても意味がないのです。

その結果、足は短く、体は小さなUFOっぽい体形になってしまいました。しかも陸に上げると、やわらかい体を支えられずぺしゃんこにつぶれてしまいます