基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回は その50.クジャクの羽は長すぎてじゃま  です。

 まるで黄金の扇子を広げたようなド派手な羽をもつクジャクですが、長く美しい羽根を持つのはオスだけ。メスの羽は茶色く地味な色をしており、長くもありません。

 オスだけが美しい羽根を持つのは、メスにアピールして気に入られるためです。それ以外は役に立たず、空を飛ぶのにも、動き回るのにもじゃま。しかも、羽を広げている時に強めの風が吹くと、転んでしまいます

 とにかくメスに気に入られようと頑張るオスは、男らしくもありますが、鳴き声が「イヤーンイヤーン」と聞こえてしまうのは、どうしようもありません。

独特の甲高い鳴き声で、トランペットや猫の鳴き声に近いとも言われています。まるで猫なで声ですね!でも、それって女性が男性に・・・では???