基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回は その56.アブラムシは生まれた時から妊娠している です。

 アブラムシのメスの幼虫は、生まれた時点でおなかの中に子供を宿していますそして成虫になると、おなかの中で育った子供を出産するのです。

 母アブラムシからすれば、出産した瞬間に自分の子供が孫を妊娠しているようなもの。この不思議な繁殖方法によって、アブラムシは短い期間で一気に個体数を増やしています。

 オスの出番は、秋だけ。卵の状態にならないと冬の寒さをこせないため、オスとメスで交尾をして卵を産むのです。

 オスの役割は、ただ冬を越すための卵を産むためだけ!という事ですね!!あまりに出番がないせいか、メスに比べてオスの数は極端に少ないそうです。存在感薄!!!