今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その 146 口もおしりのあなもないハオリムシ  です。

深海の海底にすむハオリムシは、こう見えてもれっきとした動物です。しかし動物にあるはずの、口もおしりのあなもありません。おどろくべき事に、かれらは何も食べないのです。

しかし、生きている限り、どうにかして栄養を取らなければなりません。そこで、海底から噴き出す「硫化水素」という猛毒をえらから吸収しそれを体内で飼っている微生物に分解させて、栄養に変えています

そして食べ物を食べる必要がないため口や、うんこをする肛門がいらなくなり、まるで植物のように、岩から生えているのです。