当たり前で、聞けばすごく納得なんだけど、何故か日頃忘れていそうな言葉「1番より一流たれ」が今回のテーマです。

私の愛読紙「日経ビジネス2015年11月2日号 賢人の警鐘ー塚越 寛氏ー」からの引用です。原則「 」『 』は氏の言葉そのままです。

「独フォルクスワーゲン(VW)は、世界販売台数で1番になると言う目標を掲げ、2014年には1014万台を販売して1位のトヨタ自動車を猛追。ついに2015年前半トヨタを抜いて世界で最も自動車を販売する”ナンバー1”企業となった。」 

しかし今、ご承知の通り、排ガス問題で世間を賑わしています。

経営者(伊那食品工業会長)の塚越氏は言います。「ナンバー1になる目標を掲げる企業は多い。だが、私はある人にこう教えられた。『1番ではなく一流になれ』と。もちろん1番になる事が悪い事だとは思わない。大切なのは『何のために1番になるのか』と言う目的を明確にする事だ。」その目的とは「社員を幸せにする。顧客を幸せにする。地域社会を幸せにする。これらを貫いていれば、会社は周囲から尊敬される存在になる。これこそが『一流』の証だ。」

会社自分に置き換えて読めば、人生の目的・目標が明瞭に見える様に思いますが・・。
皆様はどう思われますか・・・。