基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回はその16.クラゲは口と肛門が一緒 です。

のんびり水中をただよっているクラゲですが、毒のある触手を持つ種もいます。強いものだと数分で人を死に至らせるため、うかつに近寄ってはいけません。

クラゲは触手で獲物を刺して弱らせてから、ゆっくりと口に運びます。口に入れた獲物は、体内で消化され、食べかすは再び口から外に出します。これは人間でいえば、食べたものを胃の中でうんこにして、口から吐き出しているようなもの。

クラゲには脳がないため、味覚もなさそうですが、おそろしいことに口の周りでしっかり味を感じているようです。

なんと万能な口なんでしょう!!!