今泉忠明氏監修「続おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋。今回は その127.ザリガニは顔からおしっこを出す です。        

川や池の中でくらす生き物は、体がふやけてしまわない様に、つねに体の中から水分を出し続ける必要が有ります。つまり、毎日大量のおしっこをするのです。

ザリガニは、頭に生えている触角の付け根に2つの小さな穴があり、そこからおしっこをします。しかし、うんこはちゃんとおしりから

なぜおしっこだけ顔から出るのかと言うと、エビやカニの仲間はおしっこを作る「腎管」が口と脳の間にあるためです。

ザリガニをつかまえた時に、ピューッと水を飛ばすことがありますが、あれはおどろいておしっこをもらしているのでしょう。