基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回はその12.コウイカは体の色をあざやかに変化させるが自分の色は見えていない です。

色シリーズの最後、今回は体の色を一瞬で変化させることができる為「海のカメレオン」とも呼ばれるコウイカのお話です。コウイカの皮膚には、赤、黄、こげ茶、黒の色素を持った色細胞に加えて、青や緑を反射する虹色素胞があり、これらを筋肉で動かしたり、組み合わせたりすることで、あらゆる色を再現できます。

この特殊能力は、狩りや敵から身を守る時だけでなく、仲間同士のコミュニケーションにも使われているそうです。ただしコウイカの目は、色の違いは判らず、見えている世界は青一色なのだそうです。

でも無脊椎動物の中でももっとも知能の高い部類に属し、全身に占める脳のサイズは無脊椎動物の中で最も大きいそうです。ヒョットして、おいしいコウイカを食べると頭よくなるかな???