基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回はその19.アリジゴクはいくら食べてもうんこをしない です。前回に続き今回もうんこ絡みのお話で恐縮です。でも、へ~!と驚く話ですよ!

アリジゴクは砂地にすりばち状の落とし穴を作ります。そして獲物が落ちてくると、消化液を流し込み、体の中身をドロドロに溶かして食べます。

なんとも恐ろしい食べ方ですが、こうした待ち伏せ型の狩りは、獲物にありつけない日の方が多いのです。その為食べたものを無駄にしたくないのか、アリジゴクはうんこをしません。おしりの穴はほぼふさがっています。

しかし、体の中にうんこが無いわけではありません。かれらは成虫になると、たまっていたうんこを出し切り、身軽になってから空へと飛び立つのです。どうです?驚きでしょ!!