基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ! ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回はその20.ホヤの子どもは泳げるが、おとなになると動けなくなる です。

ホヤの赤ちゃんはオタマジャクシに似ており、尾をくねらせて泳ぐことができます。そして落ち着くのにいい感じの岩などを見つけると、そこに出っ張りをひっかけて変態するのです。

変態しておとなになったホヤは、岩にはりついて二度と動きません。つぼのような体に海水を取り込み、ひたすら栄養分をこしとることだけに一生をささげます。

もともと泳げるならば、ずっと泳いでいても良さそうなものですが、ホヤの赤ちゃんには口がありません。そのため早く態しておとなにならないと、飢え死にしてしまうのです。

そうか!楽しく気楽に泳いでばかりいると、飢え死にするのだ!!!