今回は、中室牧子氏著「「学力」の経済学」、第4章”少人数学級”には効果があるのか?・・科学的根拠なき日本の教育政策 その6 その他の政策とその費用対効果は?・・ です。

1位が「情報提供」そして「少人数学級」は19位と21位、「子ども手当」が22位とは・・、かくも低順位だとは思いませんでしたね・・。今回は、それではどんな政策が実験され、結果はどうだったかを記します。まだ明示していない2位から18位と20位を以下に列記します。( )は実験が実施された国を示しています。

2位  教育委員会と自治体政府の連携(インドネシア)
3位  習熟度別学級(ケニア)
4位  教育委員の選挙(ケニア)
5位  2年間の教員のインセンティブ(ケニア)
6位  成績上位者への教科書の提供(ケニア)
7位  補習授業(インド)
8位  カメラで授業を監視(インド)
9位  地域社会を拠点とした学校(アフガニスタン)
10位 契約教員と習熟度別学級(アフガニスタン)
11位 個人ベースのPC学習(インド)
12位 女子への奨学金(ケニア)
13位 読書マラソン(フィリピン)
14位 条件付き子ども手当(マラウイ)
15位 教員へのフィードバック(インド)
16位 1人1台のラップトップ(ペルー)
17位 コンピューターの提供(コロンビア)
18位 図書館建設(インド)
20位 教科書の提供(ケニア)

国情が異なる国々ですので日本では如何にあるかは熟慮が必要でしょうが、諸々参考にはなりますね!!