今回は歴史の話です。と言っても純粋に学問的な「歴史」とは言い難く、政治色の強い「歴史認識」と言っても良いと思いますが・・・。

皆さんは今の教科書では”日本の古代”は飛鳥(592年)・奈良・平安時代の終わりまで、鎌倉時代の始まり(1192年)から中世・・、と教えられているのをご存知ですか?平安時代は古代ですって?これってチョッと違和感ありません?

一方、”中国の古代”は秦の始皇帝の統一(紀元前221年)から後漢の滅亡(220年)まで、”韓国の古代”は新羅の成立(紀元前57年)から三国時代の終わり(936年)まで、と習います。更に、ヨーロッパでは紀元前8世紀のギリシャの都市国家発生の時代から5世紀の西ローマ帝国崩壊までが”古代”と世界史で教わります。

随分違いがありますね!!ヨーロッパ、中国、韓国はともかく日本は平安時代の12世紀まで”古代”だそうです・・。京都生まれの私には(正式には宇治ですので、正真正銘の京都の人には怒られそうですが・・)平安時代が古代なんてチョッとムッと来ますが皆さんはどう思われます?

それに私は学生の頃そんな風には教えられませんでしたが・・・!日本の歴史は昔と今では違うみたいです!何故そうなったかご存知ですか?  詳しくは次回と次々回で!!