基本、今泉忠明氏監修「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典:高橋書店発行」よりの抜粋、今回はその9.ウナギの体が黒いのはただの日焼け です。
前回は赤い色のフラミンゴのお話、今回は黒いウナギのお話です。
ウナギは世界一深い海、マリアナ海溝で生まれますが、最初はシラスウナギと呼ばれる白っぽく透明な体です。ところが成長して、川をさかのぼり始めるころになるとクロコと呼ばれ、どんどん体が黒くなります。
これは日焼けです。太陽の光が届かない深い海から浅い川にやってくると、太陽の紫外線を防ぐために体の表面を黒くして有毒な紫外線が入らないように守っているのです。これは、人間が夏に日焼けするのと同じ仕組みです。
何と、かば焼きになる前にすでにこんがりと日焼けしていたと言う訳です!!